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タッピンねじ⑤

タッピンねじ⑤ 

タッピンねじ使用時のトラブルと解決法

その1 
  タッピンねじがねじ込む途中から入って行かない
     ( ねじ浮きが生じる )

  考えられる原因
     ⅰ) 相手材の下穴が小さい
     ⅱ) 相手材と焼き付きが生じた
     ⅲ) タッピンねじの焼入れ硬さが低い
     ⅳ)相手材の下穴、タッピンねじの外径バラツキ
      ⅴ) ドライバーの発生トルクが低い

 
   解決方法 
    ⅰ)-1 
        ねじに合った適正下穴を選定する
        選定方法は相手材に0.1mm程度の間隔に下穴を明け
        ねじ込みトルク(DT)を測定する

       -2
         タッピンねじの標準下穴径表(下表)を利用する 
       1種
        2種
        3種
      -3
         ねじ込み性の良いタッピンねじを使用する
            タッピンねじ③④で説明の「エバタイト」、「タップタイト」を使用

    ⅱ)-1 
         油性、離型剤、トルク安定剤等を塗布する 
      -2
         ねじの硬度を上げる

    ⅲ)、ⅳ)
         相手材の下穴、タッピンねじの品質管理が重要
    ⅴ)
         タッピンねじ②で説明した"ねじ込みトルク線図”を作成し、適正締付トルクを検討する

解決法を検討する場合、解決法により他の弊害が生じる場合もありますので、ご注意願います
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Author:ねじ職人
㈱ヤマシナ(旧 山科精工所)に入社して、はやウン十年。日本の発展のためにお役に立てればと、高性能、高品質のねじ作りに日々努力して参りました。
私たちが作ってきた愛すべき精密部品「ねじ」の奥の深さをご紹介します。

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