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タッピンねじ⑦

タッピンねじ⑦

タッピンねじの使用時のトラブルと解決法

その3
前回のタッピンねじ⑥で、トラブルに対する解決法について詳細を説明致します。

適正締付トルクの設定
下図のような貫通の下穴にタッピンねじをねじ込んで、頭部破断が生じた場合、   
         
締め付け
                矢印
              20130723140838668[1]
締付工具の発生トルク設定に問題がある場合が有ります。
締結と同じ又は近い条件で、トルクアナライザー等を用いてトルク曲線を描くと
その設定が容易に出来ます。

トルク
設定の要点は
ⅰ)ST/DTが2.5倍以上有る事
   この数字が大きい程、安全な締付作業が出来る。
   2.5より小さければ使用ねじの選定、下穴径・形状を変える。
ⅱ)ⅰ)の条件を満足するならば、STの60%を目途で設定する
   弾性限、機器、相手材(摩擦係数、下穴)のバラツキ等を考慮して
ⅲ)但し、タッピンね自身が持つ強度(保証締付トルク・下表)を超えない範囲
保証トルク
 
  
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Author:ねじ職人
㈱ヤマシナ(旧 山科精工所)に入社して、はやウン十年。日本の発展のためにお役に立てればと、高性能、高品質のねじ作りに日々努力して参りました。
私たちが作ってきた愛すべき精密部品「ねじ」の奥の深さをご紹介します。

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