Entries

多目的部品⑬トルク管理機能

多目的部品⑬

トルク管理機能

ねじの締付けは、一般的にドライバーの発生トルクにより管理されますが、その発生トルクやねじ自身が持つ摩擦係数・寸法バラツキ、被締結物の特性等により、発生する締付力(軸力)が大きく変化します。
その変化する締付力により、締結物や被締結物に損傷や破損が生じることが有ります。
そのようなオーバートルクを防止する為に、軸部に安全装置の役目を持つ溝部を設けて防ぎます。
一定のトルクに達すれば溝部を破損させて、締結物や被締結物を守ります。


s-ねじ切り

下の例のように、箱形の製品をボルトにて締め付けた場合、締付け過ぎると箱が湾曲したり、破損したりします。
(この箱の中に重要部品、高価な部品等が有れば、その必要性は多大です)

s-youki3.jpg
s-youki2.jpg
下図のように、一定のトルクの達した時点で頭部を溝部から破損させて、箱を守っています。
  (場合によっては頭部が無く、盗難防止、調整不可などの目的でも使用されます)

s-youki1.jpg


スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

ねじ職人

Author:ねじ職人
㈱ヤマシナ(旧 山科精工所)に入社して、はやウン十年。日本の発展のためにお役に立てればと、高性能、高品質のねじ作りに日々努力して参りました。
私たちが作ってきた愛すべき精密部品「ねじ」の奥の深さをご紹介します。

最新記事

最新コメント

検索フォーム

ご訪問者

QRコード

QRコード